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大麻 ヘンプ THC CBD
2020年1月22日

マリファナ・大麻とヘンプの違い。THCは違法でCBDは合法?

CBDオイルとヘンプシードと大麻の葉

最近よくニュースになっている大麻の所持による芸能人の逮捕。 トリノ、バンクーバーオリンピックに出場したこともあるプロスノーボーダーの 國母和宏選手や 元KAT-TUNの田中聖さん、 ヒップホップミュージシャン・ラッパーの UZIさん など多くの芸能人の方が大麻取締法違反容疑で逮捕されました。


そもそも大麻取締法とはどのような法律なのでしょうか。

大麻取締法からマリファナとヘンプの違いTHC・CBDの違いまで解説していきます。

1. そもそも大麻取締法とは?マリファナは違法でヘンプは合法?

大麻取締法とは大麻の無免許での「所持」、「譲渡」、「栽培」に関する日本の法律で、第二十九条まであります。 中には大麻栽培免許を保持している方に関する法律もあるので、ここでは免許の持っていない方に対して注意が必要なものを以下に抜粋しています。

第一条
この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。


第二十四条
大麻を、みだりに、栽培し、本邦若しくは外国に輸入し、又は本邦若しくは外国から輸出した者は、七年以下の懲役に処する。

営利の目的で前項の罪を犯した者は、十年以下の懲役に処し、又は情状により十年以下の懲役及び三百万円以下の罰金に処する。


第二十四条の二
大麻を、みだりに、所持し、譲り受け、又は譲り渡した者は、五年以下の懲役に処する。

営利の目的で前項の罪を犯した者は、七年以下の懲役に処し、又は情状により七年以下の懲役及び二百万円以下の罰金に処する。

第一条ではまず法律の中の「大麻」がどこまでなのかが定義されています。前半部分に登場する用語について解説します。

  • 大麻草 ・・・ 麻全般を指します。マリファナ、カンナビスの和名。
  • カンナビス ・・・ 大麻の英名(cannabis)。マリファナ(marijuana)とも呼ばれます。
  • サティバ ・・・ カンナビスの中でも東アジア原産のもの。学名はカンナビスサティバ(Cannabis sativa)
  • エル ・・・ サティバ・インディカ・ルデラリスを含むカンナビスの総称。インディカ・ルデラリスはサティバの亜種。

前半部分では薬物としての大麻を取り締まるため法律だということがわかります。



では後半にある「大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く」とは何を指しているのでしょうか。


大麻草の成熟した茎及びその製品として日本で有名なものだと繊維としての「麻」があります。麻紐や、織物として使われています。

他には海外では健康食品としてとても注目されているヘンプシード、ヘンプシードオイル、CBDオイルがあります。 ヘンプシードとは大麻の種のことで、シリアルからプロテインまで幅広い食品に使われています。


上記のように薬物性の無い大麻は一般的に「ヘンプ」(hemp)と呼ばれます。

2. マリファナ・大麻とヘンプの違い

前述した通り大麻には多くの呼び名があります。一般的に「マリファナ」はドラッグとして(THCを含む)の呼称で、「ヘンプ」は(THCを含まず、CBDを含む)ものを呼びます。 なぜ成熟した大麻草の茎や種子から作られたものは合法で、花や葉は法律違反になるのでしょうか。


大麻草の花や葉には向精神性のテトラヒドロカンナビノール(THC)が多く含まれおり、摂取するとハイになったり、幻聴、幻覚の作用や依存性があると一般的に言われています。


一方で成熟した大麻草の茎や種子には極少量のTHCが含まれており、代わりにカンナビノイド(CBD)と呼ばれるTHCの成分を打ち消す作用を持つ成分が多く含まれています。

3. THCとCBDの違い。効果や副作用、依存性はあるのか?

THCとCBDの作用で一番大きく違う部分はハイになるかどうかです。 THCを摂取することで得られるメリットとして、体の痛みの緩和、不眠症・食欲不振の改善、ストレスの軽減などがあります。


逆に、CBDを摂取してもハイにはなりません。 しかしCBDの作用として炎症を抑えたり、偏頭痛やうつの改善、ストレスの軽減などがあります。


注意したいのはTHCには副作用があり、CBDには副作用がほとんど無いという点です。

THCの副作用はアルコールの副作用と似ていて、心拍数の上昇、目の充血、反応が鈍くなる、記憶の断片的な喪失などが上げられます。

4. THCの合法化はいつ来るのか

カナダ、アメリカ(州による)やオランダなど続々とTHCを含む大麻の使用が合法化してきている中、日本での合法化はいつ頃来るのでしょうか。

大麻取締法は昭和23年に制定された法律で、時代背景や医学的進歩もあり近々改定されてもおかしくありません。 いきなり個人の使用が合法になることは考えずらいですが、医療的使用が認めらていくかもしれません。


もし合法となった場合、タバコや酒と同じ嗜好品として分類されるでしょう。税収増も期待できるので日本政府にとっても合法化は悪い話ではありません。

5. 結論:CBDは日本でも合法!

THCは違法ですが、CBDは日本でも合法です。THCを経験するなら海外の合法な国に行って自己責任で楽しみましょう。

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